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カッシーナ「ラ ロトンダ」の特徴と魅力を解説!購入方法も紹介

  • 執筆者の写真: H.T
    H.T
  • 2 日前
  • 読了時間: 7分

この記事では、カッシーナの歴史的背景やデザイナーの想いを丁寧に紐解き、ラ ロトンダが誕生した経緯と美しいホゾ組み構造の秘密をご説明いたします。


購入方法から納期、価格帯の比較まで実践的にまとめており、家具選びの判断材料として役立つでしょう。さらに、お手入れのコツやおすすめの空間コーディネート例もご紹介します。


ラロトンダの魅力を最大限に引き出す方法を知りたい方は、ぜひご覧ください。



本記事のポイント


  • ラ ロトンダの誕生背景とデザイナー像

  • 構造や素材ごとの特性

  • メンテナンスや購入方法

  • 他の人気ブランドとの比較




カッシーナ「ラ ロトンダ」の基本情報を解説



出典:Cassina IXC.
出典:Cassina IXC.


歴史とデザイナー



カッシーナのラ ロトンダは、1976年にイタリアの建築家兼デザイナー、マリオ・ベリーニ氏によって発表され、以後コンテンポラリーコレクションの看板モデルとして高い評価を受け続けています。


ルネサンス建築のプロポーションと現代のプロダクトデザインを融合した点が、発売から半世紀近くたった今も色あせない魅力です。


ベリーニ氏が建築学科で培った「均整の取れたフォルム感覚」と、家具の機能性を両立させる技術力にあります。


ベリーニ氏はコンパッソ・ドーロ賞を8度受賞し、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に六点もの作品が永久所蔵されるほど評価が高い人物です。


そのバックグラウンドを反映し、ラ ロトンダの脚部ホゾ組み構造は彫刻的でありながら日常使いの強度を確保しています。素材の選択肢もクリアガラス・木・大理石と多彩で、いずれも建築的な視点で使いこなせる設計です。


初期モデルでは、直径165cmのガラス天板が中心でしたが、後に耐久性や質感を追求して木天板や大理石天板版が追加発売されました。これによって、家庭のダイニングだけでなく、店舗やオフィスの会議室にも採用されるようになり、ブランドの幅を広げています。


また最近では、40周年を機に特別仕上げモデルが限定発売されるなど、周年記念企画でも注目を集めました。


こうした歴史とデザイナーの背景を知ることで、ラ ロトンダが単なる家具を超えた「時代を超える名作」であることがお分かりいただけるでしょう。



特徴とデザイン


カッシーナのラ ロトンダは、イタリア・ルネサンスの名建築「ラ・ロトンダ」から着想を得た、機能性と美観を併せ持つダイニングテーブルです。


その最大の魅力は、金具を一切使わないホゾ組み構造と、素材のコントラストが織りなす彫刻的造形が両立している点にあります。


理由はまず、脚部の独自構造にあります。軸となる一本のアッシュ材に四方向から差し込まれた三枚のホゾが内部で絡み合い、外からはシンプルに見える一方で驚くほどの強度を発揮します。


そのため、長い年月を経てもガタつき知らずの安定感が保たれます。


天板は15mm厚のクリアガラス、またはアッシュ材の木天板、20mm厚のマーブル天板が選べ、どの素材でも脚部の立体感が際立ちます。ガラス縁はサンドブラストで白く半透明に仕上げられ、柔らかな光の反射が優雅な雰囲気を醸し出します。


これらの特徴と配慮を踏まえると、ラ ロトンダは単なる家具を超え、暮らしの中で長く愛される「芸術作品」として空間を格上げしてくれると言えるでしょう。



メンテナンス



ラ ロトンダを長く美しく使うためには、素材ごとの適切なお手入れが欠かせません。


メンテナンスについては、天板の種類に応じた洗剤選びと拭き方のポイントを押さえれば、傷やシミを防ぎつつ輝きを保てます。


メンテナンスの基本ポイント




お手入れの流れは、まず汚れを浮かせる→使用アイテムを布に取り→優しく拭く→仕上げ布で乾拭き、が基本です。


特に木天板は水分が残るとシミや反りの原因になるため、拭きムラがないよう注意してください。





ラ ロトンダの購入方法





ラ ロトンダは正規取扱店による受注生産が基本ですが、在庫品やセール品、中古市場など複数の購入ルートがあります。





いずれの方法でも、素材や仕上げによって価格や納期が大きく変動します。


また、正規ディーラーでは保証や納品設置サービスが付帯する一方で、中古市場は即納性とコストメリットが魅力です。


目的や予算に合わせて最適なルートを選ぶとよいでしょう。



テーブルとしての活用ポイント



ラ ロトンダは、丸形の天板と彫刻的な脚部が特徴的なダイニングテーブルですが、シーンを選ばずにさまざまな空間に溶け込みます。


まず、リビングやダイニングで主役家具として使う場合、6名程度までゆったり囲める直径165cmのサイズがパーティーや家族団らんに最適です。


次に、会議室やミーティングスペースでは、円卓ならではの“対等なコミュニケーション”を促進し、クリエイティブな議論にも向いています。


さらに、ショップやショールームの什器として用いれば、高級感を演出しつつどの角度からも美しい脚部がアイキャッチになります。


  • ダイニングユース:椅子を固定しない円形だから、奇数人数でも違和感がありません。

  • ビジネスユース:参加者全員が顔を合わせやすく、円卓ミーティングにも適合します。

  • 商業ユース:ショールームのディスプレイ台としても、家具そのものがプロダクトの魅力を引き立てます。


いずれにおいても、クリアガラス・木・大理石から天板を選べるため、周囲のインテリアと調和させやすい点もメリットです。




カッシーナと他の人気ブランドを比較





自分に最適なハイエンドダイニングテーブルを選ぶさいは、価格帯やデザイン、素材感のバランスなどを考慮する必要があります。


以下の表は、代表的なイタリアブランド3社を中心に、主な情報を整理したものです。







これらのブランドはいずれも世界基準のクオリティを誇ります。


  • Cassina:彫刻的な脚部と堅牢性を両立し、アート作品のような存在感があります。

  • B&B Italia:パーツを組み替えて形を変えられる自由度の高さが魅力です。

  • Minotti:無駄を削ぎ落としたエッジの効いたデザインで、ラグジュアリー空間によく映えます。


価格や用途、インテリアのテイストを照らし合わせながら検討すると、失敗しにくい選択ができるでしょう。


ブランドの特徴なども比較したうえで、購入を検討することができます。





まとめ




カッシーナのラロトンダは1976年にマリオ・ベリーニが発表した、ルネサンス建築の美学と現代的機能性を両立させた逸品です。


購入はCassina青山など正規ディーラー、公式オンライン、専門中古店と多彩なルートが用意され、価格や納期の比較も簡単です。


専任スタッフによる配送・設置サービスを活用すれば、搬入から組み立てまでストレスなく導入できます。


リビングのダイニングテーブルとしてはもちろん、会議室やショールームの主役家具としても活躍するラ ロトンダ、ぜひ一度ショールームでその造形美を体験し、最適な購入方法であなたの空間を格上げしてください。




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